向かいのベッドは外国人男性で、
日本語があやふやだけど、ちゃんと笑顔で挨拶を交わしてくれるので、
年齢によらず挨拶もろくにできない日本人よりも親しみを感じている。
と、その彼に異変が生じた。
透析患者のブログです。2008年、50歳を過ぎて透析生活者となりました。透析になる前のジタバタした苦悩や、その後の透析を苦にしない(時々苦になりますが・・)暮らしや体験を綴った透析ブログです。心臓バイパス手術があったり、チベット体操でダイエットしたり、フォークソング・ライブしたり、トレッキングしたり、そんな内容です。では、どうぞ↓
向かいのベッドは外国人男性で、
日本語があやふやだけど、ちゃんと笑顔で挨拶を交わしてくれるので、
年齢によらず挨拶もろくにできない日本人よりも親しみを感じている。
と、その彼に異変が生じた。
安倍総理が辞任を表明した。
その会見のTV放送を透析のベッドで見ていた。
安倍総理も病気には勝てないか、
無理もないなぁ、自分もそうだった。
自分と総理じゃ比べようもないのに、
病気で一線を退く思い、ただそこだけに共感して、
透析を告げられた時のことに思いがとんだ。
新型コロナウィルスの感染が拡大する中、
この磐田市でも7例めの感染者が報告され、
にわかに緊張感が高まってきている感じがする。
そんな中、
透析に通うクリニック側から、新たな対策が出された。
「先生、自宅近くの歯医者さんをご紹介いただけませんか?」
60歳で定年退職して程ない頃、主治医の歯科医に尋ねた。
新型コロナウィルスとの闘いのため、
緊急事態宣言の対象が全国にひろげられた。
なのに、
新型コロナウィルスが蔓延してきて、
高齢者と基礎疾患を持つ者は、人混みをできるだけ避けるなど、
感染予防に注意するよう呼びかけられている。
私は、「高齢者」か?「基礎疾患を持つ者」か?
音楽仲間のひとりから、
ネフローゼ症候群に罹ったらしい、いろいろ教えて欲しい。
というメールが来て、
知りもしないのに、ネフローゼ=腎臓疾患だと思い、
自分の経験が役に立つ、と思い込んだ。
同じクリニックに通う透析患者さんが亡くなった。
おそらく、私よりも若いだろうと思われる男性だが、
その日の透析に姿を見せなかった。
公立福生病院(東京都福生市)で、
人工透析治療をしない選択をした女性が死亡したという事件。