透析医療に関しては、さまざまに助成がなされていて、
それはそれは感謝に堪えないのだが、
複雑に絡み合っていて、腑に落ちないこともしばしば…。
デジタル障害者手帳
なんとかしてよ、年金相談(Ⅱ)
JAに相談したり、年金事務所に相談したり、税理士に相談したり、
市役所に相談したりして、
障害者年金から老齢厚生年金への受給切り替え申請を済ませた。
(その話はこちら⇒)
それから一ヶ月、
年金決定通知書が届いた。
届いた年金証書に記載されている額を見て愕然とした。
それは、障害者特例の定額部分も配偶者加給も加算されていない、
通常の老齢厚生年金の額なのだ。
なんとかしてよ、年金相談(Ⅰ)
62歳になったので、
やっと老齢厚生年金がもらえるようになった。
もちろん、障害者年金はすでにいただいているので、
このまま障害者年金をもらい続けるのが得なのか、
ここで老齢厚生年金をもらうように切り替えた方が得なのか、
障害者の視点
「透析とともに生きる」という本に、
視覚障害に陥ってしまった人の話が紹介されていて、
目からうろこというか、大変衝撃を受けた。
要約すると、こういうお話 ↓
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目が見えなくなってしまった方が、
ひとりで暮らしていけるように、がんばって、いろいろ訓練を重ねた。
例えば、朝起きて一番にする「歯磨き」。
練り歯磨きを歯ブラシにちょうど良い分量を載せて歯を磨く。
この練り歯磨きのチューブから適量を搾り出すこと、
そしてそれを歯ブラシの先に載せることが、
いかにも難しく、なんどやっても上手く出来ない。
しかし、ある朝、練り歯磨きを口に絞り出してみると、
それなら比較的たやすく適量が推し量れる。
その上で歯ブラシを口に運んで磨けば、歯磨きはちゃんとできる。
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傷病手当が障害者年金で調整される
「傷病手当の調整が必要ですので、障害者年金の受給額を教えて下さい」
健康保険組合から電話が入る。
「調整」というのは受給額が多くなりすぎないように減らすということなのだが。
障害者になった日と障害認定日
私は、9月29日に入院して、その日から透析を開始した。が、
障害者手帳とか保険証とかの発行日は別の日になっている。
その辺から、あれやこれやとややこしいことが起こってくる。
透析の医療費負担
人工透析には、莫大な費用がかかる。
その内訳は知らないが、月に40万円ほどかかるのだそうだ。
とても個人が負担し続けられる額では無い。
しかし、公的助成制度が確立していて、個人負担はゼロに等しい。
障害者申請
市役所の社会福祉課に障害者の申請に出向く。
そう、人工透析患者は、1級の身体障害者なのだ。
身体障害って、とっても特別なことで、普通では与り知らないこと。
そう思っていたことが我が身に降りかかってきた。